イメージ写真

シャツも自分で作ると自分サイズに仕上ります。

シャツをつくる。人によっては「たいしたことないんじゃないの」という人もいれば「えっ大変だよね」という人もいるでしょう。単純なシャツは簡単にできます。一方で自分サイズにぴったり合わせて作るにはけっこう難しいものです。簡単にパーツで分けると衿、台衿、前見頃、後ろ見頃、後ろヨーク、袖、カフス、前立て、ポケットなど。もっと細かく言えば袖口スラッシュの切り替え部分やボタンホールなど凝れば凝るだけ細かく大変になってきます。一方、簡単なシャツ(たとえばアロハシャツのようなカジュアルシャツ)だと衿、袖、前見頃、後ろ見頃で済んでしまいます。自分サイズのシャツとなるときちんとしたシャツになりますね。そしてもっとも重要なのが採寸とサイズ調整。大概が自分サイズの原形を用いてシャツの型紙を引きます。いくら自分サイズの原形とはいっても調整が必要です。調整がもっとも重要なカギになると言っても過言ではないでしょう。普段の採寸は胸囲や肩幅なのでしょうがきちんと作る場合には腕の付根の周囲、腕の太さ、腋下、肩幅、首回り…多くの採寸を必要とし、それらをすべて取り入れて作ります。自分のサイズの原型でつくったものにそれらの情報を組み込み、まず仮縫いをして確認します。いくら自身のサイズ通りに作ったからと行っても人間は立体なので必ず修正箇所が出て来ます。そして、仮縫いで作ってみなければ判らないのが動作性です。腕を揚げた時の袖の引き連れ感、首回りの窮屈さ、カフスの太さ、肩幅のゆとりなど、きちんと着て確認修正することが重要になってきます。また、布の素材に因ってもシルエットや動作性が違ってくることが有るので注意が必要です。さて、この段階でもかなり大変であることが判ると思います。修正を施したらようやく本縫いにはいることが出来ます。ここでもパーツの多いシャツはかなり大変です。目立つ衿やカフス、ゆき丈など丁寧に縫わないとほんの少しのミシン目の歪みもとても目立つからです。特に衿などは顔にもっとも近い為、目につきやすいので注意が必要です。逆に、衿をぱりっと綺麗に仕上げると全体的にいい印象にもなりますので気合いを入れて縫いましょう。手づくりのシャツで楽しいのがボタンなどの服飾品。シャツのボタンでも種類は様々、素材も貝やプラスチック、木製やメタルのものまで、そしてボタンの穴もポピュラーな4ツ穴から2ツ穴、5ツ穴など。形も丸いだけでは無く四角だったりなにか象られていたりと探すととても楽しいものがあります。そしてそのボタンをとめる方法も×のように交差させたり、網柄のようにしてみたり、また、ボタンホールとボタン止めの糸を目立つ色にしてポイントにする等凝ったらキリがないほどです。カフスまわりもデザインがたくさんあります。角をラウンドにしたり、生地を買えてみたり、またダブルカフスにしてカフスボタンを楽しむのも手ですね。カフスボタンも高級なものから、オリジナルや手づくりの物まで様々です。シャツを作ったのならせっかくだからカフスボタンもつくってみようという気持にもなってしまうのかもしれません。最近では彫金や自分でシルバーのアクセサリーが作れるもの等もありますのでオリジナルにチャレンジしてもおもしろいかも知れません。また共布で包んでつくるカフスボタンもこだわりが感じられて素敵ですね。自分のマークを作って刺繍してみるのもいいかもしれません。

こうして作るシャツはとんでもない時間と労力がかかっていることでしょう。金額も市販のものを買うよりも高額になってしまうと思います。ですが、そうしてできた一着は世界でただ1つの自分だけのシャツ、一点ものです。また、一点ものなどと言ってしまうと今度はネームタグなどにも凝ってしまう方もいるかも知れませんね。自分のオリジナルブランドなんて考えるだけでも楽しいですね。自分だけのシャツづくり、あなたもトライしてみてはいかがでしょうか?

Copyright (c) 2008 シャツのこと All rights reserved